3、昼下がりの惨事

小学2年生の時に学校で流血騒ぎがあった。

事を起こしたのは隣の組の高山君という児童で、食べ終わった給食を片付けている時の事件であった。
たしか「チャゲ」とか呼ばれていた児童だ。じゃあ「飛鳥」はいたのか?と聞きたいだろうが今は無視する。
高山君は牛乳瓶を運ぶ係で、みんなが飲み終わった瓶を階段でこけて落として割ってしまったのだ。それで割れたガラス瓶でまぶたの上を切ってしまった。

運んでる途中に階下にいた児童が高山君を挑発して、その挑発に見事に乗ってしまったという事件だ。凄惨なものだ。
チャゲ、お前飛べるか?飛べるか?と悪童達は高山君をからかい、高山君は牛乳瓶が30本くらい入った籠ごと階段をジャンプで飛び降りた。それでクラッシュしたというわけだ。
全部が全部ということではないが、空のガラス瓶が数本割れ高山君のまぶたの上を切った。その結果流血し、まとまっていた女子の何人かが悲鳴を上げた。

赤い血が飛び散るというのは小学2年生の私にとってはセンセーショナルな出来事であった。
今でもその光景は目に焼き付いている。
牛乳を飲む時、思い出す程だ。おーこわ。